【百名山59,60座目・南アルプス】日本標高二位と三位、北岳&間ノ岳テント泊登山
2023/09/25~8/28 北岳と間ノ岳に三泊四日で行ってきました、当初の予定は二泊三日でしたが天候不良で三泊四日になりました
基本一泊二日で十分縦走出来ますが、登山の玄関口「芦安駐車場」まで自宅から離れていて、どうしても前泊が必要だったんです
で、前泊代わりに初日は2時間程度で到着できる白根御池小屋テント場で宿泊、その後楽勝の予定で北岳・間ノ岳を縦走する予定でした
予定はかなりズレましたが…
日本第二位と第三位の標高・北岳・間ノ岳
日本第二位と三位の標高、北岳・間ノ岳、当然日本百名山、同じ山域にあり、割と近いので一緒に登られる人も多いという事でチャレンジしました
【北岳】
標高 | 山頂所在地 | 山域 | 最高気温(6月-8月) | 最低気温(6月-8月) |
---|---|---|---|---|
3193.2m | 山梨県南アルプス市 | 南アルプス北部 | 14℃ | 0.4℃ |
【間ノ岳】
標高 | 山頂所在地 | 最高気温 (6月-8月) | 最低気温 (6月-8月) |
---|---|---|---|
3189.5m | 山梨県南アルプス市、南巨摩郡早川町 静岡県静岡市葵区 | 14.2℃ | 0.5℃ |
基本一泊二日のテント泊or小屋泊です、前泊代わりに「白根御池小屋」を利用すると、行程がかなり楽になります
一番楽な北岳・間ノ岳登山口データ、移動は乗り合いタクシーが早くて楽、バスと値段も変わらない
基本的に一番楽なルートで行くようにしてます、北岳・間ノ岳の登山拠点である広河原までは、マイカー規制あり
そのため、芦安か奈良田の駐車場での乗り換えが必要です。
芦安には、かなりの台数をとめられる無料駐車場があります、芦安(あしやす)から広河原間は、最も利用者が多い区間のため、他の区間に比べてバスの本数が多く、とても便利です。(北岳肩の小屋を訪れる登山者の約9割が芦安から来ています)
マイカーの場合は、南アルプス市芦安地区の市営駐車場(無料)に車をとめてからの移動になります、第二駐車場が一番バス乗り場から近いのでオススメ
またバスが一杯or立ち席が出てる場合は、乗り合いタクシーも出てます、お値段は1500円とバス料金と40円しか変わらないので、タクシー利用の方が荷物を膝の上に置いたりする必要がなくて楽
僕は行きはタクシー、帰りはバスで往復しました
・駐車場料金 無料
・芦安駐車場から広河原まで、片道バス1460円、タクシー1500円
時刻表は平日と土日用で違います、以下のサイトでご確認下さい
それでは天候不良で二泊三日予定から、三泊四日になった登山記のスタート
一日目 前泊替わりの白根御池小屋までサクっと三時間ほど登山
自宅の埼玉県を朝出発、登山口の芦原駐車場に到着したのは午前9時くらいとゆっくり
この日は白根御池小屋まで二時間ちょっとの行程なので、10時か11時のバスに乗れればOKと考えてました
しかしバスが満員状態で、広河原まで1時間立ちになるという情報が( ;∀;)
という事で乗り合いタクシー利用、料金は1500円とバスと40円しか変わらない良心的なお値段、しかもザックは後ろの荷台に乗せてくれてかなり快適、そして時間は50分ほどで到着とバスより早い
なので、もし乗り合いタクシーがあれば、タクシーがオススメ
無事広河原到着、ビジターセンターでトイレ・水の補給などが出来ます
準備を整えて11時くらいにスタート
最初からなかなかの急登
でも三時間ちょっと歩いて白根御池小屋に到着
テント泊の受付、テント泊は一泊一人1,000円、二人で2,000円支払い設営
本当は池の周りに張りたかったんですが、池の周りの凸凹している場所しか空いておらず断念
小屋のすぐ前のベンチの横に設営、とても便利
本当は山梨県内の登山口近くで前泊しようと思ったんですが、どうせなら山の中で泊まりたいという事で、本当は一泊二日で良かったんですが、二泊三日にしました
山の中で泊まった方が、次の日早く行動出来るし、急登を二日かけて登れるので、体力的にも楽
テント場は標高2230mなのでまぁまぁ寒かったです
でもとても素敵なキャンプ場で満足です、登山は一日目が睡眠不足のまま歩いて体力的にキツイ場合があるので、北岳・間ノ岳登山の場合、白根御池小屋前泊はオススメ
携帯の充電なども無料でやってくれます、ありがたい
一日目の行動は以下の通り
二日目 白根御池小屋から北岳登頂後、北岳山荘でテント泊
二日目は朝四時半から出発、ご来光も途中で見れました
途中展望最高に良かったです!
北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、富士山まで丸見え
動画でもどぞ
キツかったけど来て良かったです
そして北岳3193m登頂しました!
日本第二位の標高です、山頂では半分ガスガスでしたが、もう半分は絶景
キツかったけど楽しかったです
そして今日は北岳山荘北岳山荘テント場に宿泊、ようやく小さく見えてます
到着後、設営受付&料金(一人1500円)を支払い、富士山が見える絶景ポイントに設営
北岳・間ノ岳を見ながらの食事は最高
正面に富士山、左に北岳、右に間ノ岳、日本標高一位〜三位まで一望できる素晴しいテント場です
最高でした
超楽しい、本当にキツさと感動って比例するんだなーと痛感しました
二日目の行程は以下
三日目 残念な間ノ岳登頂から下山予定→白根御池小屋でもう一泊
この日は夜明け前から出発し、間ノ岳でご来光・・・・なんて画策してたんですが、夜から暴風雨
てんきとくらすでは登山指数Aで天気予報も晴れだったのに…なぜ
それでもテントを張ったまま、意を決して出発しました、、、が、ヘッドライトが濃霧に反射して登山道がわからない
そして暴風、、、これは無理という事で、10分ほどいった所で一旦撤退、明るくなってから出発する事に
風は全然収まらず、こんな感じ
体感マイナス10度くらい
そしてなんとか、、、間ノ岳登頂しました(3190m)
動画でもどぞ
どんまいです
でも下山途中は素晴しい景色が見れました
雷鳥にも逢えました、天気が悪いと出てくるんだよねー
ちょっと早い紅葉も楽しめました
無事北岳、間ノ岳登れで良かった!
良い山でした、また絶対リベンジしたい
そしてなんだかんだと予定の時間より大幅に遅れました、帰りのバスの最終時間(16時)が怪しかったので、また白根御池小屋テント場でもう一泊して帰ることにしました
今回は池の周りの平らな所へ設営
うーん快適すぎる
標高2300mの贅沢なキャンプ場です、また来たい
今日の行程は以下
四日目 白根御池小屋テント場から下山
前日下山予定でしたが、無理をせず白根御池小屋テント場にもう一泊しました
まぁ無理をせずっていうのは半分言い訳で、とても気に入ったテン場だったので、もう一泊したいな~って気持ちの方が強かったかもw
平地の天気は晴れ予報でしたが、標高2300mのテント場は朝から雨
雨の中のテント撤収はなかなか面倒ですが、速攻で済ませ無事下山
帰りは広河原から芦安駐車場までバス(1460円)
無事下山しました、この日の行程は以下
北岳・間ノ岳本当に素晴らしい山でした、今度は白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳の3山の総称)チャレンジしたいです
これで百名山60/100達成しました、後40頑張ります
ヤマップのデータは以下