dポイント共有グループ廃止とdポイント有効期限の変更点について

2025年7月末でNTTドコモの「dポイント共有グループ」サービスが廃止となります。また、dポイントの有効期限も2025年10月から大きく変更されるため、注意が必要です。廃止に伴う注意点と新しい有効期限ルール、実践的な対策を記事にしました。
dポイント共有グループ廃止の概要と注意点
- 廃止時期
2025年7月23日~31日(予定)にかけて、すべての「ポイント共有グループ」が順次廃止されます(グループごとに異なる)。 - 廃止後のポイントの扱い
共有グループ内にあった全dポイントは代表会員(親回線)へ自動的に集約されます。子会員(サブ回線・子アカウント)は「0ポイント」になり、自動的にポイントが消える形となるため、共有先アカウントの方は注意が必要 - 履歴の未反映に注意
ポイント移行(集約)は利用履歴等には明記されません。そのため、子会員で急にポイントが0となっても「集約によるもの」と認識できるよう共有しておきましょう
2. 廃止後の家族でのポイント共有方法

「dポイントを送る」機能が新たに強化され、「都度送る」だけでなく「毎月自動送付」も可能になります。「共有」から「送付」へ家庭ごとに運用方法の見直しが必要です。
- 家族間の共有は、個別IDごとに「ポイントを送る」仕組みに切り替わります。
- サブアカウントや利用頻度が少ないユーザーは、送付設定を工夫しコンスタントにポイント共有を継続しましょう。
毎月自動送付で送ることができるのは1カ月3万ポイントまで。毎月自動で送る機能は最大5人まで設定可能。
3.解約・MNP転出時のポイント
MNPなどで増えた回線に関しては、最低料金維持+最低維持期間で運用していれば、貯まるdポイントはかなり少額なので無視してもいいのですが、少額でも取りこぼしはもったいないのでMNPや解約で飛ばす前に必ず「dポイントを送る」機能で、本アカウントに送っておきましょう
今までは契約時にポイントグループに入れておけば、解約しても本アカウントに集積されていたものが手動で実施する必要になったのは手間が増えました。
3. dポイント有効期限の変更点(2025年10月~)

dポイント有効期限のルールが変更されます、4年の有効期限が利用歴があれば永遠に延長されるので改善と言えます。ただし、dポイント(期間・用途限定)にはこの新ルールは未適用なので注意が必要
- 従来ルール:
「dポイント獲得月から48カ月後の月末」まで - 新ルール(2025年10月1日~予定):
「最後にポイントを利用(ためる・つかう)した日から12カ月後(1年以内)」に変更されます。利用(ためる・つかう)する度に保持ポイント全体の有効期限が延長される仕組みです。普段からdポイントを利用していれば、実質的に失効を気にしなくてOKになります。
共有グループ廃止後は個別管理となり、ポイント獲得・使用の「12カ月ルール」に該当しやすくなります。特に利用頻度が低いアカウントは、定期的に利用またはポイント送付を行い失効回避しましょう。
お得情報や最新MNP情報はTwitterでも配信してます、フォローをよろしくお願いします